COLLABORATION

コラボレーション

いま脚光を浴びているリノベーション住宅。自分のライフスタイルを住まいにデザインした、唯一無二の価値にみんなが気付き始めています。汎用性のある住宅を数多く供給するのが分譲住宅ならば、リノベーション住宅は個人に特化した究極の一点もの。既存の建物を生かし、内装だけを変えていくことで、環境に優しいサステイナブルな生活も実現します。
目指したものは、新築よりも価値がある、世界でたったひとつのデザインです。

PLUS RENO
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ATHLETE

今回のテーマは「スポーツリノベ」。スポーツを日常生活に取り入れている人たちに向けた住まいです。
「スポーツジムに通ったり、テニスやフットサルを週末や会社帰りに楽しんだりする人たちが増えてきました。そこで、プロのアスリートの視点を住まいに全面的に取り入れようと、今回のコラボが決まったんです」とプロデューサーの紺屋嶋さん。
今回は、フットサル界のトッププレイヤー、稲葉洸太郎選手に白羽の矢を立てました。稲葉選手はフットサル日本代表に3回選出され、現在は「フウガドールすみだ」で活躍する実力選手。その稲葉選手の目から見ても理想的な、様々なスポーツに必要な体のケアとトレーニングに適した家が誕生しました。
稲葉選手はファッションにも精通していて、自分のスポーツブランドを持っていることでも知られています。スポーツウェア、トレーニングマシンなども扱っているため、今回のコラボでは備品についてのいろいろなアドバイスも。
「実はインテリアも大好きで、その関連の勉強をしようかと思ったこともあったんです。まさかスポーツの世界に入ってから住まいに関する仕事ができるなんて、ご縁に感謝です」。
稲葉選手にとってもやりがいのあるプロジェクトだったようです。

アスリートに優しい住まいとは?

今回、一番奥の部屋をトレーニングルームとして改装しました。
「どんなスポーツにも、体のトレーニングが必要です。また、スポーツはしないがジムには通うという人もいます。そういう人たちに優しい家になるようにデザインしました」。一つの壁は全面を鏡貼りに。またトレーニングルームとLDKの間の壁はガラスで仕切って中が見えるようにしています。床は、ヨガやピラティスのスタジオと同じフロア貼り、そして部屋の端には総合的に体の各部を鍛えられるマシンを置けるスペースがあります。
「キッチンにはカウンターをつけてもらいました。アスリートはルーティンで野菜ジュースやプロテインを飲むことが多いので、ジューサーやウォーターサーバーをここに収納できると便利です。またカウンターにコンセントをつけてもらって、電源コードが邪魔にならないようにしました」。
さらに、各部屋のオンとオフの切り替えも大切にしています。トレーニングルームとそれが見えるLDKは、アクティブ空間として天井を明るい色で統一。対してリラックス空間である寝室は、壁や天井の色を変えて、木を取り入れた落ち着ける空間になっています。寝室の照明器具は調光可能なタイプ、バスルームにはマッサージ機能付きシャワーヘッドを採用。細かな点への気配りはプロアスリートならではです。

リノベーション住宅の楽しみ方

「トレーニングやストレッチなど、体を動かすことが好きな人に本当にお勧めです。起きてすぐでも風呂上がりでも、周りの目を気にせず、時間の制限もなく運動ができます」と稲葉選手。
自宅にジム、という自由度の高さ。外のジムに通うには、着替えやタオル、靴を用意するなど、まず出かけるまでの一手間があります。ジムに着いてからも、マシンの順番待ちや時間制限があったり、ベンチプレスのスペースに常連客がいて入りづらかったり。自宅なら、全く気兼ねはいりません。出社前や帰宅後、寝る前のトレーニングやケアなどが、自分のタイミングで落ち着いてできます。ジムやスポーツの好きな人、毎日トレーニングを取り入れたい人にとっては大きなメリットです。稲葉選手が実際に使っているバランスボールやマシンも体験できるので、気に入れば購入可能。フローリングの遮音など防音にも配慮しているので、その点も安心です。
「友達を呼んでヨガを一緒にやるにも十分な広さがあります。運動のあるライフスタイルにフォーカスしてデザインしたので、ぜひ楽しんでください」。
本格的なアスリートとのコラボ住宅、一度体感してみてはいかがでしょうか。